第162話私を信じてください、私がすべて処理します

「心配するな、俺がついている」彼女の質問をおかしく思いながらも、ジェームズは必死に真顔を取り繕ってシャーロットを安心させた。

シャーロットはまだためらっているようで、不安げに眉をひそめている。ジェームズは小さく息を吐き、別の案を出した。

「じゃあ、こうしよう。木には近づかないこと。地面のほうは、見なければ気にならないはずだ」

シャーロットはごくりと息を呑んだが、ジェームズの励ますような眼差しを見て、ついにこくりと頷いた。

いざ写真を撮る段になっても、彼女の体はまだ少し強張っているようだった。

それに気づいたジェームズは、カメラを構えたまま彼女に声をかけた。

「シャーロット、余計なこ...

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